連日、新型コロナウイルス(特にオミクロン株)の感染拡大が報道されており、現状については皆様もご存の通りです。特にオミクロン株の場合、都が4日までに「オミクロン株に感染した55人のうち、およそ7割は、ワクチンを2回以上接種していた人だった」と発表しています。高齢者施設においてはブレークスルー感染に最大の注意を払う必要があり、この様な感染状況から1月以降の面会継続は困難であると判断いたしました。
■ 当分の間、面会は中止いたします。
※ 1月10日からの面会を既にご予約いただいているご家族につきましても、面会中止とさせていただきます。
誠に申し訳ございません。
昨年11月から再開し、徐々に規制も緩和しようと準備していた矢先のことで残念でなりませんがどうかご理解ください。
尚、面会の再開につきましては、県内・地域の感染状況等を見ながら検討してまいります。再開が決まり次第速やかにお知らせいたします。面会中止期間の代替措置といたしまして、オンライン面会を実施いたしますので、1月送付の請求書に同封した「オンライン面会実施のお知らせ」をご覧ください。
<1月6日時点での感染状況>
神奈川県内では6日、新型コロナウイルスの感染者152人が発表されました。昨年10月初頭以来の三桁となりました。黒岩知事は会見で「第6波が始まったと思わざるを得ない」と発言。変異株「オミクロン株」の感染拡大に備え、県として医療提供体制の強化するために病床確保フェーズを2段階引き上げた「3」とすることを発表しました。
県では、1月3日から5日までの3日間に60人がオミクロン感染したと判断しており、市中感染が明白な状況となってきました。県独自の予測では、オミクロン株の感染拡大により、県内の新規感染者は今月末にも1万人を超えるとのことです。現状でも、県のシミュレーションよりも実数が上回っている状況で、これから一気に立ち上がるような勢いで増加するとの予測です。すでに拡大中の沖縄や他都府県の状況からみても、これまでに経験したことのない急拡大の局面を迎えているのだといえます。
小田原市周辺においても年末から徐々に新規感染者数が増えており、再び福祉施設関係の感染例も報告されています。14日には、県西部初の宿泊療養施設が小田原市内で受け入れを始めることも決まっており、年末とは様相が一変してきました。8日からの3連休は「成人の日」の記念行事が各地で予定されており、更なる拡大も懸念されています。知事は「県民一人ひとりの感染対策が鍵となる。これまで以上に基本的な感染防止対策を行い、“徹底用心”してほしい」と強調しています。